これまで、指圧と鍼をメインに施術を行なってまいりましたが、
今後新たに、足から身体全体を整える足療法を施術メニューとして加えることにいたしました。
そこで今日は、足のケアの重要性と、
施術に加えたいと思った経緯をお伝えしようと思います。
私たちが新たに加える足療法は、いわゆるフットマッサージとは異なる、
「台湾式反射区療法×リフレクソロジー×筋膜リリースの理論」
を組み合わせた、足裏、ふくらはぎ、膝周りまでを深い浸透圧で施術する足療法となります。
解剖学的な筋肉の繋がりと、東洋医学の考えをベースに、
全身に張り巡らされている「血管」「神経」「筋膜」を足から整え、
①「内臓機能の活性化と現代病の予防」
②「身体の土台である足の機能の再構築」
という、インナーとアウターの両面にアプローチしていく施術です。
まず今日は① 内臓機能の活性化と現代病の予防についてです。
台湾式反射区療法は古来から伝わる技法であり、
身体に溜まった老廃物を効率的に尿として排出し、解毒効果を高めることをベースとする考え方であり、腎臓、尿管、膀胱、肝臓などの排泄と解毒に関わる臓器のケアには特に重きを置いています。
腎臓は体内の有害物質を排泄してくれる「排毒の臓器」であり、
全身の細胞から血液によって送られてくる老廃物をふるいにかけ、不要なものを尿として排泄しています。
また、余分な水分を効率的に体外に排出するのを助けて負担の軽減もしています。
便はもし1週間排便されなくても、死に至ることはありませんが、
尿は1日排尿されないだけで、命の危険にさらされるほど大切な臓器です。
肝臓も、栄養分の貯蔵、分解、合成、解毒と、日々頑張ってくれていることは皆さんもよくご存知ですね。
しかしながら現代人は、不規則な食事時間、甘いものの過剰摂取、加工食品の食べ過ぎ、動物性タンパク質に偏りすぎた食事、ストレスなどで、腎臓、肝臓を知らないうちに痛めつけてしまっています。
日々のストレスや食品添加物などは避けようもなく降り注いで来るため、体内で不要なものを処理するデトックス能力を高めておくことはとても重要と感じています。
また、足裏だけでなく、ふくらはぎのケアも行いますが、
第二の心臓と呼ばれるふくらはぎの筋肉をほぐして全身の血行を促進することは、毛細血管の血液の流れをスムーズにし、体内の酸素を行き渡らせるため、疲れを早く取るだけでなく、血圧の安定をはかり、心臓へ負担が集中するのを防いでくれます。
日頃お身体の不調としてよくお伺いするのが、
頭痛、首肩こり、めまい、耳鳴り、食いしばり、胸の詰まり、不眠、自律神経失調などなど、、、。
このような上半身の症状にお悩みの方はとても多いです。
局所の治療はもちろん大切ですが、指圧や鍼を行う時にも、
上半身に症状が多い人の根本解決の手がかりは実は下半身にあることが多いです。
下半身の弱りと冷え、滞りを解放し、上半身と下半身に繋がりを持たせ身体のアンバランスを整えていくこと、
つまり、植物でいう根の部分を大切にして、土台をつくる事ができれば、たとえ風や雨にさらされる事が時々はあっても、負けずに育つ強さが生まれます。
私たちの身体は、どんなに不摂生をしても、ストレスに晒されようとも、どんな時でもより良く快適に過ごせるように、常に働き続けてくれています。
ただ単に病気を治そう、痛みや症状だけを抑え込もうとするのではなくて、
その一つひとつの臓器や細胞が元気に働ける環境を整えてあげることこそが、自分の身体を根本から元気にする事だと思っています。
そのためにも、直接臓器にダイレクトに働きかけることができる足のケアを施術に組み込むことで、体質を根本から整え、日々を健やかに過ごしていただきたいと考えています。