2月に入ると、黄砂や花粉症の気配が出てきます。
「今年は早いな」「もう症状が出てきたかも」
そんな声をよく聞く時期です。
黄砂や花粉の飛散量、体質の影響ももちろんありますが、
実はこの時期に大きく関係しているのが
鼻・喉・目の「粘膜の状態」です。
粘膜の役割は、花粉やホコリなどの異物をキャッチし、
体の中に入り込むのを防ぐこと。
しっかり潤っている粘膜は、
刺激に対して過剰に反応しにくい状態を保ってくれます。
ところが2月は、
空気の乾燥や暖房の影響で、粘膜が知らないうちに乾きやすい季節。
乾燥した粘膜は防御力が落ち、
異物が直接触れやすくなるため、
ムズムズ感やくしゃみなどの症状が出やすくなってしまいます。
そこで意識したいのが、
粘膜を支える「体の内側の状態」です。
〜おすすめ食材〜
豆腐・湯葉
→ 乾燥しやすい喉や鼻にやさしく、消化も軽め
長芋(とろろ)
→ 粘膜のサポートに加え、胃腸も整えやすい
大根(加熱)
→ 鼻・喉の違和感が出やすい時に◎
卵
→ 粘膜の材料になりやすく、疲れやすい人にも
ゆで卵はおやつにもおすすめ☺️
良質な油を少量
→ 乾燥しやすい体を内側からサポート
ナッツ類(少量)
→ 潤いと血流をサポート(食べすぎ注意)
さらに見落とされやすいのが、
「体の内側の乾燥」です。
冬は喉の渇きを感じにくく、
水分摂取量が自然と減りがちになります。
体の中の潤いが不足すると、
粘膜まで十分に行き渡らず、
外からの刺激に敏感な状態が続いてしまいます。
肌のカサつきも、体内の水分不足が関係していることが多いもの。
ボディクリームなどの外側のケアに加えて、
水分を補うことも意識してみてくださいね。
鍼灸や指圧では、
頭・首・胸郭まわりの緊張をゆるめることで、
呼吸を楽にし、鼻の通りを良くするお手伝いができます。
症状を無理に抑えるのではなく、
体が反応しすぎない状態に整え、
粘膜が本来の働きをしやすい環境をつくっていきましょう。
乾燥によって弱った粘膜と、
乱れやすい自律神経。
そこに刺激が重なることで、症状は強くなります。
本格的な花粉シーズンに入る前の2月は、
体を整えるための大切な準備期間。
外側だけでなく内側の状態にも目を向けることで、
春の過ごしやすさは大きく変わっていきます🌿