今日は、
初夏にピッタリのジンジャーシロップの作り方をお伝えしたいと思います。
以前から新生姜の時期にはジンジャーシロップを作っていたのですが、
生姜はエキスだけをを抽出するレシピが多く、
残った生姜はさてどうしたものか?
というのが悩みの種でした。
食物繊維もとれるし、せっかくならそのまま全部フードプロセッサーにかけちゃってもいいかも!
と思って試しに作ってみたら、これがなかなか正解で、
スパイシー感も増し増しで美味しくできました。
🌿簡単レシピ
【材料】
- 新生姜300g
- お好きな砂糖300g
- レモン1個
- 水
- ミキサーかフードプロセッサー
【作り方】
①生姜を丁寧に洗って土や汚れを取り、3ミリほどの薄切りにします。皮ごとでも、剥いてもOK。新生姜の先の赤い部分も一緒に薄切りにしておきます。
②スライスした生姜と砂糖をしっかり混ぜ込みます。私は今回きび砂糖を使用しました。てんさい糖や素焚糖など、お好みのお砂糖を使用してください。
③そのまま1〜2時間ほどおいておきます。砂糖が溶けて、生姜からも水分がでてきます。
④お鍋に②を丸ごとと、お水150mlを入れて強火で煮込みます。沸騰したら弱火にしてコトコト30分ほど煮込みます。
⑤煮込めたら、最後にレモン汁をしぼります。
シロップとスライスした生姜を分けて完成。
というレシピが多いのですが、生姜を取り出し、ミキサーやフードプロセッサーでペースト状にします。
⑥ペーストにした生姜を戻し入れて、また少し煮込めば完成です。私はペーストの3分の1位はペーストのまま置いておき、後日、生姜焼きの漬け込みダレとして使用しました。美味しいのでこちらもおすすめです。
⑦保存容器に入れて冷蔵庫に保管すれば2週間、冷凍すれば1、2ヶ月保存可能です。冷凍させてシャリシャリにして、フローズンジンジャーエールを作るのも良さそうです。
【楽しみ方】
- 炭酸で割ってジンジャーエール風に
- お湯で割って「飲む漢方」風に
- ヨーグルトやアイスにかけても◎
夏のはじまりの「冷え」は、意外と見過ごされがち。けれども、生姜のちからを上手に使えば、体の内側からポカポカと整えてくれます。
昔ながらの知恵と、現代の科学が出会ったところに、日々の心地よさがあるのかもしれません。
夏バテは、ただの「だるさ」ではなく、体からの小さなSOS。
エアコンや冷たい飲食が避けられない現代だからこそ、「身体の中から整える」という東洋医学的な視点が役立ちます。
手軽に始められるジンジャーシロップで、今年の夏は「冷えに負けない」元気な毎日を過ごしませんか?
ぜひ、ご自宅で作ってみてくださいね。