冷えるとむくむ、たるむ、たれる。

自分でも耳が痛いタイトルです。
というのも、
年末年始、
長時間移動の後、とても寒い場所に長時間いて、その後また移動という日があったのですが、
これまでにないくらい自分の足がパンパンにむくんでびっくりするという経験をしたからです。
普段、
そこまでむくみは感じないのですが、
さすがにこれはまずいなと思って、
その夜は熱めのお風呂に入り、マッサージをするとずいぶん楽になりました。
「ああ、冷えってすごく浮腫むんだ、、、。」
と身をもって体感した1日でした。
簡単に言うと、
一般的なむくみの原因は水分のうっ滞です。
人の身体は、リンパ管が血管と同様に網の目のように身体のすみずみまで張り巡らされており、ウイルスや細菌から身体を守ったり、リンパ液によって老廃物や余分な水分を体外に運んだりする役割があります。
しかし、
リンパ管も血管と同様、冷えると収縮し、流れが悪くなります。
身体が冷えを感じると、
冷やされた筋肉は、それ以上熱を奪われたくない!
と、筋肉内に沢山ある血管を収縮させて守ろうとします。
身体を守るための働きなのですが、
同時に筋肉も収縮し硬くなってしまいます。
筋肉を構成する細胞と細胞の間を満たす間質リンパ液には、酸素や栄養を届けて二酸化炭素や老廃物を回収する働きがありますが、
硬い筋肉では、この間質リンパ液をうまく吸い込むことができずに溜まってしまいます。
これがむくみです。
そして、むくみが解消されずに
皮フや筋肉に重みがかかったままになると、
「下がる」状態を作ってしまいます。
これが、肌のたれとたるみの原因に。
一度伸びてたるんでしまった筋肉や皮フを元に戻すのは大変なので、むくみを放置せず、こまめにケアすることが大切です。
その第1段階として、まず身体を冷やさない事を心がけてくださいね。
鍼、お灸、指圧で使用する「ツボ」は、解剖学的に見ると、血管や神経の上に多いだけでなく、リンパの溜まりどころであるリンパ節の上にも存在しています。リンパ節の上にあるツボを刺激する事でリンパや血液の流れが促されるので、
むくみ解消に鍼灸や指圧、マッサージが効くと言われるのはそのためです。
冷えやむくみが気になる方はぜひご相談くださいね。
うちだ治療院 内田明日香

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