梅雨時期の体調の整え方

心もカラダも

ジメジメどんよりしがちな梅雨の季節は、

体調がすっきりしない方が増える印象です。

 

以前は、

 

環境や人間関係の変化などに伴うストレスや疲れが原因となり、

 

ゴールデンウィーク明けあたりに不調を訴える方が多かったのですが、

 

四月、五月と一所懸命頑張ってこられた頑張り屋さんが、五月病のタイミングからは遅れて不調になってしまうケースが多いです。

 

また、小学生のお子さんが、この時期に発熱したり、蕁麻疹が出たりというお話もよく伺います。

 

こんな症状ありませんか?

 

・やる気が出ず、やるべきことを先延ばしにしがち

 

・普段なら受け流せることでも

イライラしたり、気持ちが沈んだり、

思考がネガティブになりがち

 

・いつもより集中力がない

 

・夜の寝つきが悪く、朝も起きにくい

 

・食欲がない

 

・便秘や下痢など胃腸不良がある。

 

・頭痛やめまいの頻度が多い

 

当てはまる数が多いほど対策が大切です。

 

 

 

1.腹八分目を心がける

 

胃腸の乱れを未然に防ぐ。

 

これだけでも、梅雨は相当乗り切りやすくなります。

 

梅雨に体調が崩れていく多くの方が、胃腸から先に崩れていくという経緯をたどるパターンが多いです。

 

 

 

漢方では、

「過剰な湿気は胃腸を弱らせる」

と考えられています。

 

「胃腸(脾)は乾燥を好み、湿気を嫌う」

と言われていて、

 

湿気の多い梅雨や夏に、

食欲不振や消化不良が多く、

 

乾燥する秋には「食欲の秋」と銘打つほどに食欲が増し、消化が良くなるのも、

四季ある日本に住む日本人の特徴かもしれません。

 

 

湿気の多い環境にいる日本人の胃腸は弱くなりやすく、

そのため昔から胃腸に優しい淡味の和食が浸透し根付いたとも言われています。

胃腸が弱くなると全身の水の巡りはさらに悪くなり、

ますます湿気やすいカラダになってしまいます。

 

気圧や気温の急激な変化は、ただでさえ自律神経を乱すのに、同時に胃腸にも乱れがあると、さらに自律神経の不安定さが増してしまいます。

 

 

自律神経を乱さないためにも、とにかく胃腸を守ることが非常に大切になってくるのです。

 

とにかく胃腸を守る!

 

梅雨時期の養生ポイントです。

 

2.心身の休息を第一に

 

梅雨時期の不調解消には、心と体を休めることが何よりも大切です。

 

きちんと睡眠を取り、規則正しい生活を送ることこそが症状の緩和につながります。

 

 

 

その際は、

 

パッシブレスト(消極的休養)と、

アクティブレスト(積極的休養)

 

の2つのプロセスを用いた休息方法を意識的に取り入れると、さらに効率的に心身の疲れを解消する近道になります。

 

 

 

【パッシブレスト】

頭と体を安静にしてゆっくり休める疲労回復法。

カラダだけでなく、

精神的疲労は十分な睡眠を取ることが回復への近道であるため、日頃睡眠時間があまりとれていない人は、意識的に眠る時間を設けることが大切です。

 

【アクティブレスト】

疲れている状態で、あえて運動などを通じてアクティブに動くことで体内の血流を良くして、疲労物質の排出を促す疲労回復法。

 

カラダへの作用だけでなく、

ストレスを解消し精神的な疲労の回復(=リフレッシュ)にも有効とされています。

 

 

 

3.頑張りすぎない

 

四月、五月を経て、六月頃に体調を崩す方は、周りに気が使える、真面目で努力家な人が多いです。

 

振り返ってみて「私、毎日頑張りすぎているかも」と感じる人は、頑張ることをやめてみるのも時には大切です。

 

たまには自分で「私、よくやってる!」

と褒めてあげて、自分を肯定する言葉を積極的にかけてあげてください。

 

お仕事やご家族はもちろん大切ですが、

自分自身を労わる時間もぜひ設けてくださいね。

 

むくみ、頭痛、めまい

胃腸不良、下痢、便秘

肩こり

古傷の痛みなどなど、

身体の水分代謝の不良によって起こる不調は様々なものがありますが、

 

鍼灸や指圧の施術は、

身体の余計なものは取り除き、足りないものは補い、

身体を本来の良い状態に戻してあげることを得意とします。

 

不調になる前にケアすることが習慣になれば、毎日を元気に過ごせます。

 

もう少し梅雨の時期は続きますが、みなさんの毎日が健やかでありますように。

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